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子育て

【失敗から学ぶ】共働き夫婦の上手な家事分担!精神的負担を「見える化」してみました!

ヤスパパ

こんにちは、視能訓練士のヤス(@yasu)です

我が家は2歳の娘の子育てをしながら夫婦共働きの家庭です

世間の割合をみても共働き世帯が全体の6割以上を占める時代になりました

我が家は元々夫婦間で家事の分担せず、お互いに「今やるべきだと思うことやる」方針でした

ルールを決めると「自由が減る」と考えていたからです

子供が生まれるまではその方針で問題なく過ごせていましたが、子供が生まれてからは「あれもしないと!これもしないと!」と夫婦共に家事育児に追われて、余裕がなくなり、喧嘩が増える…という壁にぶち当たりました

そして【家事の何が大変なのか】をじっくり考えてみて気付いたことが…

  • 今の時代、家事は肉体的労働というよりかは精神的な負担が大きいということ
  • 家事の種類によって精神的な負担度は大きく違うということ
  • 自分の時間という大切な資産を費やすということ

そこで思いついたのがどれだけ頭(脳)と時間を使うかを数値化して家事分担するということです

冷暖房が完備され、食にも困らない今の時代、肉体労働をするわけでもないので、肉体的な負担よりかは精神的な負担(脳の負担)の方が大きいのが家事の実態だと思います(※もちろん、仕事をしながらの家事育児たなると、肉体的な負担がないわけではありません)

だから「どれくらい脳を使うか」「それに費やす時間的な負担度」を数値化し、その数値が夫婦間でお互いがある程度平等になるように工夫してみることにしました!

するとこれが大成功!!喧嘩は激減!!

有効な方法だと感じたので、我が家の例をあげて紹介したいと思います!

この記事を読むメリット
  • 精神的な負担を配慮した家事分担が可能になります
  • それぞれの家庭のスタイルに合わせた家事分担が可能になります
  • 見える化(数値化)することて、夫婦間でお互い納得する形を作ることができます
  • 家事に対する精神的負担が減り、余裕が生まれます
  • 喧嘩が減ります!

主な家事をリストアップする

まず、大まかに快適な日常生活を送る上で、最低限必要な家事をリストアップします

また、その頻度も記載しておくと見やすくなります

我が家の家事リスト
  • 料理 毎日
  • 食器洗い(食洗機) 毎日
  • 洗濯(ドラム式) 毎日
  • 部屋の掃除 毎日(掃除機は週1〜2)
  • トイレ掃除 週1〜2
  • 風呂掃除 毎日
  • 子供の保育所身支度 週5
  • ゴミ出し 週2
  • 買い物 週1

あまりに細かく分類すると、逆に頭を使いすぎて疲れる可能性があるので注意です

実際に家事の負担度を数値化してみる

「どれくらい脳を使うか」「それに費やす時間的な負担度」を数値化するにあたり、まず基準を決める必要があります

数値化の基準
 1〜2点 ほぼ負担なし
 3〜4点 負担は少ない 
 5〜6点 負担あり 
 7〜8点 負担は大きい
 9〜10点  かなり負担あり 

我が家はまずこのように基準を決めました

そして下記のような表を作り、点数付けします

必ず2人で話し合って点数をつけて下さいね!

脳の使用度費やす時間
料理1010
食器洗い
(食洗機)
洗濯
(ドラム式)
部屋の掃除
トイレ掃除
風呂掃除
子供保育所
身支度
ゴミ出し
買い物

これで家事毎の負担度表が完成しました♪

この数値はあくまで我が家の基準です

それぞれの家庭で重視する家事内容の違いや時短家電利用の有無、勤務時間(通勤時間含む)に差があるため、家庭毎に相談しながら決めると良いと思います♪

この表を見てもらうとわかるように、家事の種類によって、精神的エネルギーの消費度は大きく異なります

特記すべきこととして、やはり「料理」はかなり脳と時間を使う作業だと夫婦間で一致しました

「料理」と一言に言っても、実はこれだけの作業内容が隠れています

料理をしない自分からすると、知ろうと意識しないと分からなかった事実でした

家事分担割合を決める

前項で数値化した表を見ながら、点数がほぼ同じぐらいになるようにお互いの担当家事を決めていきます

家庭毎に作成するため、点数表によっては数値が完全に同じにならない場合もあります

2〜3点ぐらいの差であれば平等として取り扱った方が決めやすいです

我が家の家事分担はこうなりました↓↓

脳の
使用度
費やす
時間
担当
料理1010ママ
食器洗い
(食洗機)
パパ
洗濯
(ドラム式)
パパ
部屋の
掃除
パパ
トイレ
掃除
パパ
風呂掃除パパ
子供
保育所
身支度
パパ
ゴミ出し2人
買い物2人

ママ担当20点、パパ担当21点でほぼ同じぐらいに収まりました

このように家事の中身まで配慮した決め方になるので、お互いに納得感も得られやすいと思います♪

逆に家事の中身を考えずに家事項目数を平等にするやり方だと、負担度合いが釣り合わない可能性があるので注意が必要です!↓↓

ママ → 料理、食器洗い、洗濯、保育所準備

パパ → 部屋掃除、風呂掃除、トイレ掃除、ゴミ出し

項目数だとお互い4つずつで平等に見えますが、今回の表に当てはめて負担度を数値化してみると…

ママ 30点 パパ 13点

負担度にかなり違いがあることが明確になります

合計値を下げて、家事を楽にする方法

時短家電を取り入れる

もう1つ注目してほしいのが、食器洗い洗濯の項目です

脳の使用度費やす時間
食器洗い
(食洗機)
洗濯
(ドラム式)

どちらの家事も一般的には大変な家事の部類に入ると思いますが、かなり軽い負担に分類しました

それはやはり最新の時短家電の力です!科学発展の恩恵を受けています!

食洗機(食器洗い乾燥機)とドラム式洗濯乾燥機

もしこれらを導入していないと仮定して考えると、こうなります↓↓

脳の使用度費やす時間
食器洗い35
洗濯25

時短家電によって、かなりの負担が軽減できていることを数値で確認することもできます

ヤスパパ

0〜1歳育児中のパパママは、粉ミルクを入れるのにウォーターサーバーもおすすめですよ♪

安い買い物ではありませんが、毎日の負担軽減と時間を買えたと考えると間違いなくコスパが良いと実感しています♪

有酸素運動を行う

有酸素運動を行うと、心肺機能が向上することで脳への血流循環が良くなり、神経栄養因子の分泌が高まります

脳の神経細胞が活性化し、脳のキャパが増えれば、ストレス耐性も上がるため、家事に対するストレスも感じにくくなる可能性がありますね!

脳だけじゃく、体の健康維持にも運動は欠かせません♪

ハーバード大学医学大学院准教授・ジョン・J・レイティ氏が書いた以下の本には、運動が脳に及ぼすプラス効果について最新の科学を基にまとめられています

また具体的にどのように運動をすれば良いかも書かれていてとても人生に役立つ一冊です!

累計14万部を突破!ベストセラー!

継続して慣れること

脳は何事でも切り替えるタイミングにはストレスがかかります

例えば…

季節の変わり目、学校に入学、クラス替え、社会人になる、転職、結婚する、妊娠する、子供が生まれる など

嬉しい変化であってもいつもと違う環境になるということは脳はかなりのエネルギーを使います

自律神経も乱れやすくなりますね

自分は視能訓練士として眼科に勤め、メガネの処方検査を行っていますが、新しいメガネに変えた時は患者さんは高確率で「しんどい」と感じます

視力が良くて度数は適正だとしても、前回のメガネから度数を変えた際は、やはり脳はストレスに感じるんですね

だから度数を変えた患者さんには「慣れるのには長くて約1ヵ月近くかかる場合があること」「少しずつメガネをかける時間を延ばして慣らしてほしいこと」を説明します

いつまでもストレスがかかっていては大変なので徐々に脳はその環境に順応してきます

次に来院された際には「バッチリ慣れました!」って患者さんがほとんどです

慣れる」ということは、その事柄を脳がストレスだと認識しなくなることだと思います

それは精神的な負担が軽くなるということとイコールですね

今回の記事のテーマ「家事分担」に関しても同じように、結婚や出産して最初の頃は新しい生活様式に慣れていないので、必ずストレスを感じて余裕がなくなるのは無理がないことですね

今回の記事で書いたような家事分担のやり方も参考にしていただき、実践して慣れてきた頃にはまた「家事の負担表」の数値を夫婦で見直してみてもよいかもしれません

慣れることで自分のストレス耐性が上がり、数値を下げることができるかもしれません

だるま

慣れて数値を下げることができれば、成長として自己肯定感アップにも繋がるな!

まとめ

夫婦で家事をきちんと分担するのか、決めずにそれぞれが日替わりで行うのか、またはどちらかがメインで行うのか、それは個々の家庭で違うことです

個人の性格や家事の好き嫌いなどもあるので、お互いにストレスに感じずに過ごせているなら、今のやり方が合っているのだと思います

でも喧嘩が増えたり、笑顔が減ったり、会話が減ったり…などのサインが出てきたら一度話し合って見直すべきだと思います

そんな時にはぜひ今回の記事に書いた「家事の負担表」の作成を試してみてほしいと思います

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以上、参考になれば嬉しいです

最後まで読んでいただきありがとうございました

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