こんにちは、視能訓練士のヤス(@yasu)です
今回は4歳の娘と京都府京都市の梅小路公園内にある「京都鉄道博物館」に行ってきました。
京都鉄道博物館は、全部で53両もの鉄道車両を収蔵している国内最大級の鉄道博物館です。
初代新幹線や本物の蒸気機関車などを間近で見ることができ、実際に中に入ることもできる車両もあります。他にも日本最大級の『鉄道ジオラマ』の見学や、運転士のなりきり体験ができる『運転シュミレータ』など魅力がいっぱい!
子どもから大人まですべての人がお楽しみいただける展示が数多くあります。
また、博物館のある梅小路公園は、京都水族館や遊具広場などお子様連れで目一杯楽しめる施設が揃っているのも嬉しいところです♪
フロアマップはこちらから → 京都鉄道博物館公式HPフロアマップ
この記事では、京都鉄道博物館の魅力が存分に伝わるように、たくさんの写真付きで実際の体験談を紹介したいと思います。
ぜひこれから行こうとお考えの方は参考にしていただければと思います。
国家資格である『視能訓練士』免許を取得し、小児眼科併設の眼科クリニックで現在まで15年勤務
検査主任として小さなお子様の目の検査やメガネ合わせ、弱視・斜視訓練等を主に担当し、視能訓練士実習生の指導員も兼任する
令和元年にパパデビュー♪
仕事とプライベートで子供と接する毎日を過ごしつつ、持ち前の好奇心を生かし、日々新しい発見を探しています!
子供の目に関する役立ち情報(近視、遠視、乱視、弱視、斜視など)はInstagramで紹介しています!
京都鉄道博物館の施設概要
開館時間・休館日
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】毎週水曜日・年末年始(12/30〜1/1)他
※祝日、春休み、夏休みなどは開館
利用料金
◎入館料金
区分 | 一般 | 高校生・大学生 | 小学生・中学生 | 幼児(3歳以上) |
---|---|---|---|---|
個人 | 1500 | 1300 | 500 | 200 |
団体 (20名以上) | 1200 | 1040 | 400 | 100 |
障害手帳を持っている方 | 750 | 650 | 250 | 100 |
◎SLスチーム号乗車料金
区分 | 一般・高校生・大学生 | 小学生・中学生・幼児(3歳以上) |
---|---|---|
個人 | 300円 | 100円 |
◎運転シュミレータ体験料金(本館2階)
1回 | 300円 |
「運転シュミレータ」我が家は体験できなかったのですが、とっても楽しそうだったので、電車好きのご家族はチケットを事前に買っておくことをおすすめします。
交通アクセス&駐車場
住所:〒600-8835 京都府京都市下京区観喜寺町
電車の場合
最寄駅は嵯峨野線「梅小路京都西駅」で、そこから徒歩2分です。
JR「京都駅」中央口より西へ徒歩約20分
京都線「西大路駅」より東へ徒歩約15分
バスの場合
【JR京都駅からバスを利用する場合】
◎京都市バスをご利用の方【B3バスのりば】
- 205・208系統乗車約10分。「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車徒歩約3分。
- 86・88系統乗車約10分。「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車徒歩すぐ。
◎京阪京都交通バスをご利用の方【C2バスのりば】
- 2・14・15・26・26B・28A系統いずれか乗車約10分。「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」下車徒歩約3分。
→ バス停「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」or 「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車
【阪急京都線「西院駅」からバスを利用する場合】
205系統(西大路七条 京都駅行き)「西大路四条」にて乗車約15分
→「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」にて下車
【阪急京都線「桂駅」からバスを利用する場合】
14・2・28・28A・28B・15・26・26B系統「桂駅東口」にて乗車約15分
→「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」 にて下車
【京阪電車「七条駅」からバスを利用する場合】
京阪電車「七条駅」出口①近辺にあるバス停留所「七条京阪前」にて乗車約17分
→「梅小路・ホテルエミオン京都」にて下車
車の場合
京都鉄道博物館には専用の駐車場がありません。
近隣駐車場一覧は公式HPに掲載があります。
また、公園の近くに「障がい者、高齢者、乳幼児(1歳未満〜小学校就学までの子供)連れの家族、怪我人、妊産婦、その他歩行困難な方」限定の『梅小路公園思いやり駐車場』があります!
梅小路公園思いやり駐車場の詳細はこちら→くるっとパーク24H京都・滋賀駐車なび
京都鉄道博物館体験レポ
エントランス〜プロムナード
入場券を購入してから受付へ進みます。
最近は券売機スタイルが多いですね。
博物館内ですが、最初は屋外空間からスタートです。
まるで終点駅に来ているような感じです。
何台かの車両がとめられており、かなりの広さがあります。
博物館はこの空間(プロムナード)だけかな~と思うほど広く見ごたえもありました。
※実際はまだまだ先があります!!
フロアマップはこちらから → 京都鉄道博物館公式HPフロアマップ
色んな種類の列車が止まっており、実際に乗れたり、窓から覗けたり、売店が入っている車両もありました。
C62形26号機は、日本最大の旅客用蒸気機関車で、東海道本線や山陽本線で活躍しました。
↑戦後初の長距離電車として登場したクハ86形1号車は、東海道本線や山陽本線で活躍しました。
懐かしい感じの電車です!ジブリに出てきそう。
ひとつだけのライトがまたいいですね。
懐かしの新幹線です!
↑0系21形1号車は、開業当時、世界最速の200km/h以上での運転を実現したことで有名です。
後部車両内には当時の新幹線を構成しているパーツや設計図の展示もありました。
↑ナシ20形24号車は、寝台特急「ブルートレイン」の食堂車です。中には入れませんが、食堂車を窓から見ることが出来ます。
↑モハ80形1号車は、戦後初の長距離電車として登場しました。
こちらも車両の中には入れないのですが、連結部から中の様子を見ることができます。
木目の風合いが温かみがありますね~
少し阪急電車みたいです。
↑マロネフ59形1号車は、戦前に製造された皇室・貴賓客用の寝台車です。
いわゆる超豪華車両ですね。
↑手前の橙色の車両がDD54形33号機で、ディーゼル機関車。奥の橙色の車両がクハ103形1号車で、国鉄の代表的な通勤型電車です。
クハ103形は、つい最近まで大阪の環状線を走っていたような気がするのは自分だけ!?
↓クハ103形1号車の車内はこんな感じ!
どの席でも座りたい放題で楽しそう♪
トワイライトプラザ
プロムナードから本館に入る手前で左に進むと、貴重な車両が展示されている『トワイライトプラザ』エリアに移動します。
戦後を代表する寝台車や電気機関車、さらには2015年に引退した寝台特急「トワイライトエクスプレス」が展示されています。
↑EF58形150号機は、戦後に活躍した旅客用の電気機関車です。
↑EF81形103号機は、関西から青森までの直通運転が可能になった電気機関車です。
↑こちらは、高級寝台特急「トワイライトエクスプレス」用の食堂車として改造されたスシ24形1号車です。
車両の中には入ることはできませんが、窓から見ることが出来ます。
簡易的な食堂かと思いきや、さすが高級寝台特急です。豪華なディナーが出てきそうですね。
本館1階
さぁ!メインの本館です!!
フロアマップはこちらから → 京都鉄道博物館 公式HP フロアマップ
展示車両紹介はこちらから → 京都鉄道博物館 公式HP 展示車両紹介
屋外も広かったけど室内も相当広い。
普通の博物館と違いカーペット敷で歩きやすいです!
子供が走って転んでも痛くなさそうで安心ですね。
二階からの景色はちょっとジオラマみたいにも見えます。
館内は結構空調がきいていて寒く感じました。
夏場も上着を持って行った方がいいと思います。
↑こちらは500系521形1号車です。
平成8年製造、当時世界最速の300km/hでの営業運転を実現した新幹線です。
700系が登場してからは徐々に運行が減り、2010年には撤退しました。
外に展示してあった初期新幹線0系と比べるとかなり尖ってます。
でも色調は青と白で変わらないのですね。
寝台特急のプレート。改めてみると、良いデザイン。
字体も独特でかっこいいです。
↑230形233号機は明治36年製造の国産初量産型蒸気機関車で、国の重要文化財に指定されています。
これは貴重すぎます!!
本館1階の奥のスペースは「鉄道のあゆみ」が分かる展示スペースになっています。
古い駅舎の模型や、制服なんかが飾られています。
時代によっては駅員さんが棒か剣か?
武器のようなものを携えているものもありました。
色んなところに機関車が。
こんなに機関車を見たのは初めてです。
上記の写真にあるのはイギリスから輸入された勾配線区用の蒸気機関車1800形1801号機です。
不思議!昔の駅の移り変わりがわかる仕掛けです。
どういう仕掛けになっているか何回見てもいまいち分かりませんでした。
↑一番奥のスペースに展示されているのは、0系新幹線の後継機「100系122形5003号車」です。
平成元年製造なので、これは実際に見たことありそうな気がします!
駅の売店の模型かな?
こういったお店が原型で、キオスクになり、ファミマになっていったのですかね。
中には入れませんが楽しげな場所です。
子供は電話のダイヤルが珍しいのか並んで触っていました。
昔の駅の待合室とホームです!映画に出てきそうです。
昔の改札口、駅員さんのスペース狭そう。
子供が大好きな踏切もあります。
カンカンカンカンと音までしっかり本物みたいで、非常ボタンまであります。
結構大きい音が鳴りますが、
子供達には楽しいようで常にだれか押しています。
説明文に従って操作すると、レールの向きを変える体験ができます。
手順が複雑でして、成功してレールがガチャンと動くと結構うれしかったです。
運転士さんはこんな複雑なことをやってるなんて尊敬します。
運転士さん気分で触ることが出来るスペースもあって、子供は大喜び。
本館2階
今では見なくなった改札スタイル。
一瞬、見慣れすぎていて今とどこが違うのか(・・?になりました。
現在の改札は上に〇×表示ないのですね。
こちらの方が大きくて見やすい気もしますね。
さらに!スイッチを操作して、列車の行先や時刻を自分で変えることが出来るんです!
パラパラパラッと変わるのがたまりません、今ではこのスタイルの掲示板も珍しいのかな?
切符の発行体験もできます。もちろんお金は入れなくても大丈夫。
今はLCカードを使うことが多いので、子供には楽しい体験です。
そばの改札で一度だけ切符を通すことが出来ます。
改札の内部が透明になっていて、切符を入れてから出てくるまでの流れがよく分かるようになっています。
とは言うものの早すぎてわかりません(笑)※動画参照
子供が大興奮の「鉄道ジオラマ」の部屋もあります。
空いていたら座席に座ることが出来て、超特大の鉄道ジオラマに釘付けになりつつ、ちょっとした休憩も可能です。
扇形車庫の模型もありました!
京都鉄道博物館は、実際の扇形車庫があるのも魅力です!
後ほど見学に行きます♪
2階にはレストランスペースがあります。
フードコートのような開放的な席ですが、メニューは割としっかりしてますね。
立ち寄ろうと思っていたのがラストオーダー時間が過ぎており、泣く泣く諦めました。
こちらで食事をと思っている方は時間に気を付けて行って下さいね~
【営業時間】10:00~18:30(L.O.17:30) ※日曜も営業しています。 【定休日】不定休(京都鉄道博物館に準ずる)
クレジットカードは使えないようです。交通系の電子マネーは使用可能です。
キッズパーク
本館を出て、出口方向へと向かう途中で実際に扇形車庫に入ることが可能です。
本館2階には、家族やお子様同士で自由に遊べるスペースがあります。
鉄道博物館だけあって、有名な電車のおもちゃ「タカラトミー」で思い切り遊べます。
みんなレールを思い思いに自由につなげて遊んでいます。
窓からは嵯峨野線を走行する列車を見て楽しむこともできます。
SL広場、扇形車庫
本館2階の連絡デッキから外に出ることができ、扇形車庫を上から見学できます。
先ほどの鉄道ジオラマそっくりです!
アニメのトーマスを思い出します(笑)
チケットが必要ですが蒸気機関車への乗車体験も出来ます。
蒸気を上げながら汽笛が「ボー」っと鳴り響きます。
想像以上の迫力があり、4歳の娘は「怖い」と抱きついていました。
間近で見るとこんなに大きいんですね!(上写真)
車輪の大きさにびっくりします!
この角度…やっぱりトーマス(笑)
今では見ることのない景色を堪能しました!
旧二条駅舎(出口)
博物館の最後は旧駅舎。
そこから外に出ることになります。
入り口と出口が違うんですね。
年表や身に着けるものなどが展示されています。
一番人気は蒸気機関車の中に入れるブースです。
長蛇の列を並びました。
蛍の光が鳴り始めていたのでかなり焦りましたが、何とか汽笛を鳴らす体験が出来ました。
色んなレバーを動かしたり、汽笛を鳴らしたり。
縦横無尽にレバーやハンドルが飛び出しています。
これを把握して操っていたなんて凄すぎます。
お土産屋さんもありますよー
出口をでてすぐのところに、実際の機関車の車輪が飾られていました。
実際見ると本当に大きいですよ!
まとめ(所要時間は?)
所要時間は、やや足早に進んでも1時間半〜2時間程度はかかりました。
水族館の後に行ったので、さらっと見ようかなと考えていましたが、思っていたよりも
時間が経過していました。
体験できる展示が多く、もれなく体験したい場合や、時々休憩もはさんだり、レストランでランチ、キッズスペースで子供がプラレールで遊ぶなども想定される場合は3時間〜4時間程度、半日程度をみていても良いと思います。
せっかくですから、ゆっくり堪能することをおすすめします♪
以上、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。