こんにちは、視能訓練士のヤス(@yasu)です
娘が「魔の2歳児」に突入し、ご飯を食べさせるのに一苦労です
こちらが忙しい時でも食べずにイヤイヤ〜
せっかく作っても食べてくれなくてイライラ〜
でも食べさせないわけにもいかないし、色々頭を悩ませました
なんとか食べてもらうためにあれこれ色々試してみて、これは効果があった!と思える工夫を10個紹介しようと思います
教育上良い悪いは別にして、同じように食べさせるのに苦労している方にうまくいく方法が1つでも提案できたら嬉しく思います
すぐ実行できるように、できるだけ見やすく簡潔にまとめたいと思います
国家資格である『視能訓練士』免許を取得し、小児眼科併設の眼科クリニックで現在まで15年勤務
検査主任として小さなお子様の目の検査やメガネ合わせ、弱視訓練等を主に担当し、視能訓練士実習生の指導員を兼任する
令和元年にパパデビュー♪
仕事でも家庭でも子供に接する毎日を過ごしています!
食べさせる順番を工夫する
いきなり好物を目の前にだしてしまうと100%そればかり食べます
同時に出さずに比較的食べなさそうな、あまり好きじゃなさそうな料理から順にだしていくと食べてくれる確率があがりました
お腹が空いているときは何でもおいしく感じると言いますしね!まぁそんな簡単なものではないですが、でも有効でした!
2歳児のコース料理ですね☆
食事に集中させる
最近は食事中にテレビでアニメや幼児番組を見せると、テレビに集中して食事が全然進まないってことが増えてきました
2歳ぐらいになると、テレビにうつっている内容をだいぶ理解できるようになってきているからかもしれません
「ながら食べ」は2歳の子どもにとってはかなり難しいことかと思います
逆に「今は動かないでー!」って時はテレビ番組やYouTube動画はかなり有効なので、ご飯をある程度食べ終わって食べ物で遊び出そうとしているときはこれを利用します! じっとしてもらってる間に汚した床掃除やその他の家事等をするとスムーズにはかどります
味付けを変えてみる
「前はこれ食べたのに〜」
好物だなと思ってたのに最近あまり食べなくなった…
そんなことも2歳ではよくあることだと思います
好みもコロコロ変化してる時期なのかなとも思ったりもします
お腹の空き具合や栄養状態、体調の変化などによって欲している物が変わるのかもしれませんね
2歳だと細かなコミュニケーションをとるのは難しいので「想定外は想定内」っていつでも思いながら向き合うように心がけています
食べない時はソース、マヨネーズ、ケチャップ、醤油などの調味料を使って味を変えてみると食べ出すこともあります
それらの調味料をかけているところを見せるのもポイントです!
気に入ったら「もっとかけろ」と必ず指示してくるので、一回で使う量はごく僅かに留めたほうが無難です
作る過程を見せたり、料理に参加させる
これは妻がよく娘とやっていて、食べてくれる確率があがるようです
例えばフルーツやスイカなど切る前の全体像、切って器に入れるまでの全過程を見せてあげると食べてくれるようです
他にも卵を混ぜさせたり、調味料をいれるのをやらせてみたり…
もちろん油を使った料理や刃物を使う料理はまだ不可能です
キッチンが散らかるのは覚悟の上、安全にできるお手伝いをさせる
子供の成長にもつながるし、作った料理に興味や愛着がわくのではないかなと思います
味見もさせてあげると尚効果ありです!
具材を小さめに切ってあげる
具材が大きめのサイズだと食べようとして口に入れても噛み切るのに時間がかかり、最終的に口から出してしまうこともけっこうあります
そんなときは今より小さめのサイズに切ってあげると食べてくれる確率があがりました
特に野菜はあまり食べようとしないことが多いので、かなり小さめに刻んで、ピラフやチャーハン、炊き込みご飯、お好み焼き、オムレツ、オムライス、コロッケ、ハンバーグなどに入れ込むと食べてくれる確率がかなり上がります
「ままごと」の様にお互いに食べさせ合う
ご飯の時間を子供との楽しいコミュニケーションの場にする方法ですね!
これ(食べ物)ちょうだい!
(手でちぎって)どうぞっ!
(パクっ)
おいし??
おいしーー!!
じゃあ今度は交代な!どうぞっ!
(パクッ)
おいしいよー!
って感じの繰り返しで楽しんで食べてくれることがあります
娘からすると「ままごと」をしているような気分になるのかなと思います
好物でないものを食べるメリットを子供は感じないと思うので、楽しませることでメリットを作り出すって感じですね!
食事を奪う真似をする
これはやや荒技になるかもしれません(笑)
教育上は良いかわかりませんが、なかなか食事が進んでないときに、横からそーっと手を伸ばし、食べ物を奪おうとする真似をします
子供は奪われたくないのか必死で守ろうとして口にいれてしまいます
「してやったり」という訳ですね(笑)
荒技ですがこれ娘にはかなり効果あります!
ただお腹いっぱいやったり、本当に食べたくないものは奪われないように手でガードするだけで口に運ぼうとはしないですね
意外と賢いなと感じたりもします
いつもと違う環境で食事をする
適度に緊張するのが良いのか、食べる環境を変えるとよく食べてくれることが多いです
・レストラン等での外食 ・祖父母の前でのご飯 など
いつも同じ場所で同じ人との食事だと、飽きてしまったり、緊張が緩みすぎてしまうせいかイヤイヤ頻度が高くなるように感じます
大人でもいつもと違う場所で食べるご飯ってすごくおいしく感じたりしますよね!外で食べる弁当とかは代表例ですよね
レストランだと子供が喜びそうなお子様プレートがあったり、子供も好きな味付けになっていることが多いと思います
子供ながらにたまに会うじいちゃん、ばあちゃんには褒められたい願望が働くのかもしれません
おやつの量を減らす
体型や食べ物の消化能力、運動量などはお子様によって違うため、当然食べられる総量は変わってくると思います
どうしても食が進まないときは、おやつが占める割合が多くなりすぎてないかを確認してみると良いと思います
【 1〜2歳児の1日のおやつ量目安 】 回数:2回(朝食と昼食の間、昼食と夕食の間) 総量:100〜180kcal
おやつの回数を減らすよりは量を減らす方がやりやすいと思います
どうしても食べない時は諦める
色々試したけどどうしても食べない時は、さっと諦めるということも大事だと思います
そんなにお腹が空いていないってことが大半だと思います
どうしてもお腹が空いたら人間の本能的にも食べてくれるはずですよね
間食が多すぎたり、運動量が少なくて消化しきれていない場合もあると思うし、食べないことが続くとかでなければ心配しすぎずおおらかに構えている方が良いと思います
ずっと食欲がないとか、好物でも全然食べない時は体調不良があるのかもしれません
2歳の娘も保育所でよく風邪をもらってくるし、お腹を壊すこともよくあります
やはり体調不良があるといつもより食欲が落ち、それが数日間は続きますね
まとめ
今回は成功談として2歳児がご飯を食べないときの対象法を10個紹介させていただきました
1.食べさせる順番を工夫する
2.食事に集中させる
3.味付けを変えてみる
4.作る過程を見せたり、一緒に料理をする
5.具材を小さめに切ってあげる
6.ままごとの様にお互いに食べさせ合う
7.食事を奪う真似をする
8.いつもと違う環境で食事をする
9.おやつの量を減らす
10.どうしても食べない時は諦める
うまく行くときもあれば、そうでないときもあります
まとめると「2歳児はメリットを感じないと食べない」ってことですね
「おいしさ」か「楽しさ」のどちらか、もしくは両方を感じさせる必要があるんだと思います
ぜひ今回紹介した方法を1つでも子育てに取り入れていただけると嬉しいです
最後まで読んでいただき、ありがとうございました